ゼロ次元を見る
" 反(万)博 " という運動があったことを知っていますか?
大阪万博に反対する集団が起こした運動だそうです。彼らは万博を西洋的な価値観を日本に根付かせる為の装置だと考えていました。
実は大阪万博のあの有名な岡本太郎の太陽の塔にたくさんのアーティストが憤慨したらしいです。
岡本は当時、アンダーグラウンドのカリスマとして、日本のアーティストのトップランナーでした。
その岡本が資本主義、反日本的な価値観を確立するイベントに参加した、つまり、資本の側にたったというのがかなり衝撃的な事実だったらしいです。
事実、岡本はその件を突きつけられて、パブリックイメージからほど遠い、言い訳とわかる言い訳をしています。
ゼロ次元は " 反博 " 運動に参加していた代表的なアーティスト集団。
世界的な全裸のパイオニアです。
太陽の塔をめがけて全裸で爆走したり、股間に " わいせつぶつ " と書いたふんどしを巻いたり、頭脳警察のライブでロックとのコラボレーションを試みたり、かなりブッ飛んだ活動内容。
「万博は、我々の性器に対応される、恥ずかしいもうひとつの猥褻物を陳列しているはずであった」
(多摩美/小関諒子さんの作成資料から)
そんなゼロ次元の代表 加藤さんが多摩美にやってくるということで行ってきました。
事前に寺山修司とパナウェーブ研究所の中間の芸風(失礼)という情報は耳に入れていましたが、確かに流された映画にはそれに近いものが...
実際に当日、全裸の男女も登場しましたが、そんなにお楽しみの感じもなく、伝統的なアート感たっぷりでしたが(笑)、しきりとLSDを学生にすすめる加藤さんがとても印象的でした(笑)
赤軍の裏のボスとマブダチだったり、内ゲバの話で盛り上がってらっしゃいましたが、LSDをやったきっかけがグレイトフルデットだったのがとてもハートウォーミングでした。
それにしても池尻大橋が当時、マリファナ、LSD等何でも手に入るエリアだというトリビアには驚きました。そして岡本太郎も人の子です。

