SPRING 2010 EXHIBITION "SUNKEN TREASURE"
SEMBLの2010年というメモリアルイヤー最初のEXHIBITION。
2010年宇宙の旅を記したアーサー・C・クラーク自身は2008年3月19日に没しており2010年を迎える事はなかったですが(合掌)、クラークが描いた木星探索も有人ではないにしろ現実のものとなっています。
やはり、男は(失礼、女もですよね。)冒険が大好き。
旅が大好き。
自己を探求する旅を続けるSEMBLの今回の旅はアレクサンドリア、(地中海に面したエジプト第2の都市。
古代エジプト最後の女王クレオパトラの宮殿があったといわれ、国際的な交易の中心地として栄えた。
しかし、地震などにより8世紀頃までに海の底に沈んでしまったといわれている。)
白い衣服を纏った砂漠の民からインスパイアされたコレクションです。
"SUNKEN TREASURE"というのはサンケンと読み、沈んだ財宝といった意味です。
ただ沈んだ財宝をイメージしたコレクションではなく、デザイナーのイメージでは沈んだ財宝というのは探し求める自分自身の象徴といったところでしょうか。
自身を砂漠の民に投影するように、財宝というより、むしろストイック過ぎるラインナップです。
いわば、ペーパーバックの醜悪な色の文句のようですが、財宝は旅や生きていく中で自分自身が経験する出来事だと。
さて、物語は...
神話の時代と現代、太陽と月が踊り、時間軸の交差した世界。
海に沈んだ古代文明の遺跡や神話の歴史を持ちながらも古くからヨーロッパの文化が浸透していた都市とそこに住む当時と現代のコスモポリタンからインスピレーションを得たコレクション。
変形、複雑にアレンジ可能なデザインに落とし込んだスーツ、デニム、ミリタリーの3スタイル。
3つの異なる要素をミックスし、白と黒のカラーパレットで古代と現代、昼と夜、時間の交差した世界を表現する。
当時のコスモポリタンが生きた都市(の跡)を旅する男。(こちらは映像で。)
様々なスタイルをMIXした姿はその男を複雑な内面をあらわしているのかもしれません。(こちらはEXHIBITIONで。EXHIBITIONは作成中です。もう暫くお待ちください。)

