Phantom museum
Phantom museumと名付けられた記録映画。
それは、英国最大の医療助成団体であるウエルカム財団のヘンリー・ウェルカム(〜1936年没)のコレクションを記録したものだ。
もともと米国西部のスー族の居留地で生まれ、晩年は英国でナイトの称号を得る。
彼は圧縮した錠剤の形で薬を製産・販売する技術革新を英国に持ち込み、販売上の利点を守るため、世界で最も有名かつ息の長いブランドの一つである「タブロイド」を商標登録した。
「タブレット」と「アルカロイド」の合成語である。
彼はビジネスの才覚で大成功を収めた。
ウェルカム・トラストは民間団体としては世界で二番目に裕福な医学研究支援団体であり、その純資産は2006年9月30日時点で134億ポンドを越える。
トラストの使命は、人および動物の健康増進を目的とする研究を助成することにある。
また、生物医学研究への資金提供に加え、一般の科学理解を深めるための支援もしている。
医学史に関する膨大な蔵書を誇るウェルカム図書館を抱えるが、これも一般向けに無償公開している。(wiki)
「人の博物館」を目指した「ウェルカム・コレクション」は医学を発端としている為、フェティッシュで変質的なものの宝庫となっている。
元々、医学が生身の人間、生物で実際に試行し、進歩してきた事は、森美術館で開催中の「医学と芸術」展にて観る事ができるので、ぜひ観に行っていただきたい。
本家の「ウェルカム・コレクション」では開館イベントとして実際にライブで「心臓切開手術」をしたというのだから、驚きだ!!!
「医学と芸術」展で僕は初めて触れたといってもいい、記録としての手術絵画。
それは公開手術を記録したものだ。
その当時の大学、病院等での出来事で、実際「ウェルカム・コレクション」と行われたケースと同様にイベントとして捉えられていた時期があった。
(もともとは、一部のパトロンやその病院の他の先生、教授の勉強の意味を兼ねていたが、人気があり、大衆に開かれるようになったらしい。
下の写真のように解剖された人を見せ物に威張った学者がいるような画も観ました。
タイトルも意味分かんないでしょ?
「残忍の四段階」って何?)
残忍の四段階 : トム・ネロの解剖
William Hogarth / 1715
さて、冒頭の「Phantom museum」だが、その内容はそのコレクションの一部を使用方も交えつつ、ある種の美学に貫かれて撮影されている。
TwitCastingを使った映像なので、いつまでアップできるか分かりませんが、ぜひご覧になってください。
興味のある方はすぐに森美術館に!!!
この展覧会は結構、衝撃受けますね。
森美って、大手だけど、やっぱりインディペンデントな感じするんだよね〜。
僕が草間弥生さんの実物に会えたのも森美だったし。
(草間さんをインディペンデントに感じている時点で説得力ないかもしんないすが。
日本人では草間さん、オノさんはインディペンデントでしょ。
この展覧会自体は2003年に大英博物館で行われた展覧会にインスピレーションを受けているでしょうが、でもねぇ。
結構スゴいの展示してるからね、貞操帯とか)

