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「医学と芸術」
昨日はクエイ・ブラザーズの撮影によるファントム・ミュージアムを紹介しました。
今日も引き続き森美「医学と芸術」展で...
トマス・ハリスの小説「レッド・ドラゴン」においてグレン・グールド好きの猟奇殺人犯ハンニバル・レクター(羊たちの沈黙のレクターね。)が異常犯罪捜査の専門家ウィル・グレアムに犯人だと見破られるきっかけになる「負傷者」の絵の実物が展示されています。
ヨハネス・デ・ケタム
あらゆる武器と傷の位置を示す男
フランシス・クリックのDNAの二重らせんの鉛筆画。
子供の頃、家族は穏やかな信仰を持ち、彼に信仰を強いたわけではなかったが、しかし教会とは反りが合わなかった。
両親に連れられ教会に通っていた彼は、12歳のとき「もう教会にはいきたくない」と母親に打ち明けて、それ以来、懐疑主義者、強く無神論に傾いた不可知論者となった。
たった2ページの論文で世界を驚かせた男。
DNAの二重螺旋構造を示したこの論文は、古くから知られていた遺伝という現象を、具体的な物質的基盤をもった科学的現象である、と決定づけた。
その意味で、科学史上の記念碑的論文となる。
この鉛筆画は機能を明確に表しており、2重らせんが、互いに他を写した対構造をしており、2重らせんが解けるとちょうどボジとネガの関係となる。
ポジはネガを作り、ネガはポジを作る。
30代だったクリックが描いた鉛筆画は生命とは自己を複製しうるメカニズムであるという宣言となったのだ。
こちらも森美術館「医学と芸術」にて実物を展示中です。
《おまけ》
福井県立図書館のホームページのサービス、覚え違いタイトル集。

