ARCHIVE / WHITE
ARCHIVE ON THE SEABED(海底の古い記録)とプリントされた1/2スリーブTシャツ。
素材は肉厚の天竺で、着用した時の透け感がなく、男らしく1枚でサラッと着用できます。
Tのデザインは遺物を復元するかのように異なるサイズのものを繋ぎ合わせたかのようなデザイン。
これは「KREIS 2」(継承)というCREWS EXHIBITIONのテーマにも繋がりますし、ストーリーであるアレキサンドリアの遺跡のサルベージ(引揚作業)に基づくデザインです。
実はフロントのプリントはシルクスクリーン1版1色プリントのように見えますが、デザイナーの筆跡をできるかぎり再現する為に単色で版分けしています。
ハイメッシュ(メッシュが細かい)とメッシュの少し荒いものといったように段階的に分けてプリントしています。
気づかないですよね〜。
そんな気づかないとこ頑張ってます(笑)
プリントロゴですが、ARCHIVE ON THE SEABED(海底の古い記録)、海底に沈んだ記録、つまりは記憶に思いを馳せるという意味でしょうか?
意味はユーザーの皆さんがそれぞれが感じていただきたいですね。
「そんなのどうでもいいよ、かっこ良いと思ったんだし!」というのも感じかたですので自由ですが、「そんな事、考えてんだ〜」と思ってもらえると僕としては何かユーザーと繋がっていけた感じがあり、嬉しいですね。
「アートは所有が困難なので、感じなければ何もないが、洋服は何かを感じなくとも着用する楽しみはある」かもしれません。
「ARCHIVE」のロゴデザインはデザイナーによるちょっと変わった手法でのデザイン。
スケッチブックを黒く塗り潰し、それを消してロゴを残すという手法。
デザイナーからロゴのプロセスを説明されて僕の脳裏にはストーンズの「PAINT IT BLACK」を逆回転させた音楽が。(レコードはそういった事も可能ですからアナログをなめてはいけません。ってデジタルは普通に出来そうですが...)
このロゴもそうですが、CREWS EXHIBITION〜での新しいプランとして「手作業を取り戻す。」というキーワードがあげられます。
僕はこのプランをとても気にいっています。なぜなら、
効率が悪く一つの洋服に時間をより多くの時間をかけなければいけないからです。
効率を求めて感性で物事の結末を押し進めたり、要領よく進めていくのが今は性には合わないようです。
どちらかというと手で何かを探していく方が合っているようです。
でも、効率=悪みたいな話ではありません。
僕はむしろ「(効率は)大切だ」と考えています。
ただ、一番大切な部分には(効率は)重要度が低いと考えています。
デザインし、つくる行為が一番大切なので、より多くの時間をそこにかけたいと考えるようになってきています。
今までなら単純にMacを使って処理していた仕事を、デザイナーの手でやる。
その一つの形が全て自らの手によって製作したMEND PIECES(メンドピース)です。
以前に何度かDiaryで紹介させていただきましたあのTシャツです。
「今は歩みを感じ前へ進んでいきたい。」といった感じでしょうか。
バックスタイルは大きな十字架のようなスラッシュ。
クロスはデザイナーが初期より心魅かれているモチーフです。
クロス(十字架)と言えばキリスト教なんてステレオタイプなお話ではありません。
クロスは世界の各地で自然発生的にうまれてきたデザイン。
クロスをアノニマス・デザインの代表と考えているは僕らだけではなく、沢山のアーティストや学者がその事について語っています。
この間、横浜のBankARTで出会ったアーティストの川島 亮子さんがまさにクロスをモチーフとしたコンクリートの作品を製作されていました。
HPにはこの間のBankARTでの作品はまだアップされていないようですが、それ以外の作品もクロスをモチーフとした作品がありますので、ご覧になってみてください。
直線と直線を合わせた極めてシンプルなデザイン。
そこに秘められた強さの訳、知りたいですね。
SEMBLのデザイナーもそこに魅かれているんでしょう。
楽しみです。
次に裾に注目してください。
過去からの時間の変化を表現する切りっぱなしの裾のロールアップ。
ロールアップは加工により強調されたものではありますが、加工をオリジナルのストーリーの一部として選ぶという行為に僕らは新鮮さを感じています。
加工といえば、僕らは洗いをかけたり、染めたり等、何かしないと気がすまないような雰囲気があるように思われているようですが、加工には雰囲気を出すだけでない重要な点があるんです。
それは、加工を施すと生地の縮みがしっかり入り、購入後のクリーニングでの縮みがなく、店頭で感じたサイズのまま着用する事ができるという点。
また、縮んだ生地を着用する事により、体にフィットして自分の形に伸びるという、ワークウェアで例えられるような喜びがあるんです。
(UNFINISHED 3Pのご紹介では書き忘れていましたが、UNFINISHED 3Pも加工を施していますので、購入後のサイズ縮みの心配はほとんどありません。)
Substance
Model. ARCHIVE
Style. SPT-10-SM-02
Color. WHITE
Size. 0,1,2
COTTON 100%
Price. 8,400(tax in)
お取扱店/Dealer FELLOWS
ご案内/Information SEMBL
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SEMBL 2010 CREWS EXHIBITION "KREIS 2"

