SHEPHERDS
足利市その2
昨日のブログに続き、栃木県足利市レポート。
FRAGMENTS(フラグメント)の製作に島浪捺染(TEL 0284-43-2225)さんを訪れて、(島田社長、お世話になりました。ホント感謝です。お昼のおそばとても美味しかったです。店名忘れた、写真も撮り忘れた。冷しタヌキそばでしたが、どんぶりの中に大きい氷がごろっと入っている独特なスタイル。温かいそばをそのまま冷やしにしたような感じ。手打ち麺で美味しい。)その後、足利駅に送っていただいたのだが、デザイナーが「佐野ラーメン食べていきませんか?」と。
佐野ラーメンは以前DIARYでも書いた通り(ココ)僕の好物。
「ラーメンは基本とんこつか佐野」という僕、大賛成です。
しかも駅近くにはDIARYでもご紹介した「手打ちららあめん 丸山」が。
デザイナーはその店は行った事ないということなので、そこに行こうという話になり、せっかくだからと縫製工場さんSHEPHERDS(シェパーズ)のオーナー小賀坂さんを誘う。
小賀坂さん「すぐに行きます。」とのお返事、いい人やな~。
SHEPHERDS(シェパーズ)は以前、Tシャツの出来るまでのミシンの音を録音してアナログレコードを製作するというプロジェクトに快くご協力いただいた工場さん。
(SHEPHERDSプロジェクトに関してはココ)
小賀坂さんは「日本の工場のあり方」を常に考えてらっしゃるまだ30代前半の独身オーナーさんなのです。
ラーメンをすすりながら近況を交換すると、「よろしければ新工場」をご覧になりませんか?と。
僕らは先月完成したSHEPHERDSの新工場に。
>これが本当にヤバかった!!!
久しぶりに感動しました。
そこは小賀坂さんが以前から、お会いするたびに話されていた「アトリエのような工場」というのが具現化されている。
小賀坂さんお気に入りのシンガーのオールドミシン。
僕もこのくじらのような、爆撃機のようなフォルムには萌え~
岡山かいと突っ込みたくなるユニオンスペシャル。
ヴィンテージデニムを再現するのに最適なミシンです。
ちなみに国産ジーンズの元祖CANTON(キャントン)はここから近い群馬県の伊勢崎の工場にて作られたんです。
実は岡山ではないんです!!!
キャントンができてから岡山から沢山技術を学びに人が来て、今のジーンズの岡山があるという、そんな素晴らしい話もポロリ。
いいね!!!
このミシンは前のオーナーのカスタムミシン。
凧糸を真ん中に入れながら縫えるという、かなり特殊な代物。
これ、僕は気に入りましたね。
一番好きかも。
特に写真にも写ってますが、凧糸を入れる穴がいいね。
手作り感バリバリ。
岡山にもこういったカスタム系ミシン沢山ありますよ。
やっぱ男はマシンが大好き!!!
アンティークのミシン、もちろん使用できるようにオーバーホールされています。
ここにあるのは一部でまだまだ、こつこつ貯めたミシンがごっそりあるというから羨ましい!!!
とにかくまず外装にも驚きました。
新築なんです。
みなさんは「へー」って感じかもしれませんが、今時、縫製工場で建物を一からつくってやってやろうなんて人はいませんよ。
アパレルも同じですが、まずは自分のプリウス買うのがパターンですから。(幸いな事に僕の周りはそれとは逆の変人ばかり。)
でも外装の写真は撮るのを忘れてました。
外装は全てチャコールグレイ(だったような)のトタン、スタジオみたいな感じです。
なんでも、建築家の同級生が(内装も含め)デザインしてくれたらしい。
他の色々も全部、仲間とやってる。いいね。
写真をみて伝わると良いですが、金満主義ではなく、使いやすさを考慮した(仕事するのに)最適な内装。
国道沿いの建物は周りの古くささ、寂れた感じとはいい意味で異質な感じ。
言葉で説明しずらいですが、工場らしい建物ですが、おしゃれ、しかもおしゃれすぎない。
遅い時間にお邪魔させていただいたのですが、たっぷりいいお話聞かせていただきました。
「そりゃ、恋人、結婚できんすね~」との僕の言葉に、小賀坂さんいい笑顔。
まさにミシンが恋人状態。
以前はジャージ中心の縫製だったのですが、今は半分くらいがクロス(布帛)のアウター(上着)もの。
「縫子も簡単なことばかりやっていると技術があがらない」なので、一生懸命動いてそういった仕事をとってきています。との事。
いやー素晴らしい。
かっこいいわ。
今や業務用のドラム(洗い器)も設置され、加工もできるという。
「(東京から)帰って来て(工場を)やり始めて色々、もやもやした思い、悔しい思いを何度もしたけど、それをかかえてても何にもならない。ある時点で自分の(それまで持っていた)欲望をいいやと押さえて、工場と向かいあって真剣に考えたら新しい楽しみ、夢ができた。」
「人を募集しても全然来ないしどうしようかと思っていた時もあった」
「やりたい事がいっぱいあるので、それをひとつづつ実現させたい。今は生地を勉強していて生地をつくるつもりです。そうしているとその生地を営業してあげるという人に会えたり」
「となりの倉庫も借りて、ここで店とかやるのも面白い」
「最終的にはブランドじゃないけど洋服をつくりたい!!!」(作りたい人がやるべきです!!!小賀坂さんがつくる洋服、僕も見てみたい!!!)
いやー本当に刺激受けました。
うらやましかったし、あと本当に嬉しかったです。
自分の好きな事(洋服)が誰かに、自分以上に愛されてる、しかもそれを自分の目で見れて、幸せでした。
僕ももっともっと頑張ります!!!
お近くの方、興味がある方はぜひ一度行ってみるといいです!!!(無許可告知ですが(笑))
一人の男とその仲間達の熱い夢がここにはあります。
小賀坂さん、この先も頑張ってください&今回の事は忘れません!!!
栃木県足利市、ヤバい仲間のいるところです。
SHEPHERDS
〒326-0836
栃木県足利市南大町30-1
TEL 0284-72-7252
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DIARYに何度もアップしてますが、再度。
そのSHEPHERDSプロジェクトの発表会だった神田のギャラリーKANDADAで開催された「ダダをこねる」

