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SEMBL : Diary

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SHEPHERDS / アナログレコード

ニュースです!!!
3331 Arts ChiyodaにおいてSEMBLの( )SEMBLプロジェクト、「SHEPHERDS」が販売中です!!!


3331 Arts Chiyoda 104:バイテン


shepherds_3331_1.jpg


shepherds_3331_2.jpg


SEMBLの最初のアルバム(笑)「SHEPHERDS」はインダストリアル・ノイズそのもの。
アナログレコード好き、ノイズ好きの方、ミシンのビートをMIXしたいDJの方にお薦めです。


shepherds_1.jpg


shepherds_2.jpg


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プロダクト・ガイド
( )SEMBL / (SML1)
アルバム「SHEPHERDS」
定価3,675円(税込み)


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( )SEMBLについて
( )SEMBLは、その「EN」の不記によってENSEMBLEというSEMBLの元々の語源を強く意識させるようなレーベルです。ユーザーが知るファッションとしてのSEMBLとは異なり、主に日々、バイヤー、ショップスタッフ、工場やその他、直接的に関わっている人々とのENSEMBLE = 全体的効果の集約であるもう一つのSEMBLの活動を( )SEMBLとして製作・発表していきます。
問題意識を提示し、洋服づくりというものをユーザーにも考えてもらうという試みです。( )SEMBLは、洋服づくりを考える為のレーベルです。


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Concept
ユーザーに最も近いバイヤー、ショップスタッフとユーザーから最も遠い工場、職人。SEMBLは、この2つが繋がるプロセスを( )SEMBLとして考えてみました。その2つには接点はあまりありません。価値をお金に換える立場と価値を生みだす立場である2つの間に、お互いの理解が生まれれば洋服がより楽しいものになるはずだと考え、交流の場としてTシャツ、レコードを作成しました。言い換えると洋服と音楽ですね。
ブランドにとってユーザーに最も近い存在であるバイヤー、ショップスタッフはとても重要です。通常、バイヤーがセレクトして受注があり、メーカーは仕事を工場に依頼できます。ユーザーの代弁者である彼らの意見とブランドコンセプトを統合して、ショップにセレクトされるアイテムが決まるのです。なので、僕らは、バイヤーやショップスタッフを社外のデザイナーだと考えることがあります。そこで今回は、デザインの価値を考えてみる為に彼らにデザインを依頼しました。彼らのデザインするTシャツを作る事により、工場とユーザーを繋ぎます。


ユーザーに最も遠い存在である工場、職人についてはMADE IN JAPANという問題について考えてみました。レコードのブックレットを開くと、中国人女性の職人が真剣な眼差しでミシン作業をしています。シェパーズだけでなくほとんどの日本の工場は、中国人の労働力に頼らざる負えない部分があります。(無論ヨーロッパも同じ状況です。)
ユーザーには見えない部分ではありますが、洋服をつくっているのはメーカーではありません。メーカーはブランドを管理しているだけです。実際に洋服をつくっているのは工場の職人です。その職人も、メーカーが雇用しているのではありません。抱えているのは、工場です。工場を維持するには沢山の仕事が必要ですが、沢山の仕事が海外生産に移行していくなかで、工場も職人を雇用しきれなくなって、どんどん一人親方として独立させた。でも、MADE IN JAPANの品質を考えるのであれば、その状況はあまり良い状況ではありません。もちろん、それ以前に仕事を確保できない工場は倒産するケースもあります。単価下落に対応していく中で、重層下請け構造がより多層になっています。実労であるMADE IN JAPANの職人技術に支払われている単価はますます少ないものになっています。ユーザー、ショップスタッフ、メーカーの中には洋服づくりの重下層下請け構造がコスト高を生んでいると考えている人もいますが、実状は真逆だと思います。当然の事ですが、工場はなりたくて重下層下請けになったのではありません。単価が下がる中でそれぞれの洋服づくりの製作プロセスが安全性、確実性をあげる為に重層構造になったのです。( もちろんSEMBLも含め )メーカーが出す単価が安い(逆に単価は高いが数量が少ないというのも同じ事)のなら職人も仕事をしなければいい。だけども、代わりの仕事がない、または代わりの仕事も単価は変わりません。なので、仕事を受けるしかない。職人というのは、仕事を受けたからにはいい仕事をしようとする。彼らは一生懸命です。立場が強い者はそれを利用している。これは公平なレースの話ではないのです。
MADE IN JAPANについてメディアが伝えない部分を考え、レコードという作品にする事で、工場とユーザーを繋ぎます。


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レコード
( )SEMBLとしてTシャツづくりのストーリーを記録 = レコードすることにしました。真面目な問題ですので、面白いプロダクトの方が興味を持ってもらえると考えたからです。また、音楽製作は洋服づくりと似ているからかもしれません。アーティストがいて、それを録音し製作するファクトリーがあり、それを販売するショップがある。また、アナログレコードの質感はSEMBLが製作するサウンドメディアとして、とても理想的だと考えているからです。アナログレコードのあの重さ、大きなジャケット、そこから取り出す時のときめき、針を落とした時の幸福感。(MAKIOが元々レコード会社勤務であったのも関係しています。)


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プロダクトの流れ
1/店舗のアイデアを形にする。
店舗→SEMBLの関係
ENSEMBLE=全体的効果、具体的な方法として、今回はTシャツにモノクロの写真をプリントする。写真は取引先店舗に提出してもらい、加工が必要なものは加工する。第一回目ということで、店舗の名前やメッセージ等もモノクロ1版でプリント可能であればどんなデザインでもOKという条件で、デザインからのプロダクトの複雑さを単純化しました。


実際のTシャツはこちらからご覧になれます。(これは以前のプロジェクトです。)
http://www.sembl.jp/diary/archives/2008/05/deadly_in_any_from_disguise.php
http://www.sembl.jp/diary/archives/2008/05/war_is_over.php


SEMBL→店舗の関係(これは以前のプロジェクトです。)
もちろん、Tシャツは店舗で販売も可能です。
店舗⇔店舗の関係
これこそ販売流通過程におけるENSEMBLEなのでとても面白いと考えているのですが、他店舗のデザインしたTシャツも他の店舗でも販売可能という関係です。


2/製作過程を記録=レコードする。
今回のTシャツを製作依頼をした栃木県足利市の工場、シェパーズでの制作風景を撮影し、レコードのブックレットを作成します。誰も使っていないミシン。
作業中の職人。そして、洋服づくりの魔法。ブックレット中のカラー写真で洋服づくりの魔法使いを演じてくれているのは、シェパーズの代表 小賀坂さんのお母さまとスタッフの吉田さんです。そして作業で使用する様々なミシン音、スチーム音を録音し、それを編集してアナログレコードを製作しました。
トラックネームはそれぞれの機械の型番です。レコードはTシャツのパターン(型紙)を切り出すプロッターからはじまり、芯地を接着するアイロンプレス行程~縫製まで、ブックレットを眺めてレコードを回すと、部屋にいながら工場でのTシャツ製作を2次元的に体感できます。ボーナストラックとして、工場の職人さんたちと歌う西新宿フォークゲリラ的なヒューマンソングを収録。


3/発表
2008/3/29
中村政人さん主催のcommand Nのアートトークイベント
“ダダをこねる/01”で作品を発表しました。
場所は神田のproject space KANDADA


その際の模様はこちら




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Production staff
SHEPHERDS co. KENICHI KOGASAKA, KINUKO KOGASAKA, MEGUMI YOSHIDA, ERIKO OKAZAKI, MIDORI KANEKO, HOU, TEI, SHIN


Art Direction and Photo SHINYA KEITA (ROLL UP st.)
Photo Assistant YUSUKE WATANABE (ROLL UP st.)
Hair and Maki up KEI KOKUFUDA
Sound Recording and Design YUSUKE OKADA (Demiflare Designs)
Sound Edit and Mix TERUYUKI NOBUCHIKA
Song Compose TAKASHI GOTO
PR KAORI WADA (Revolution PR), YUKAKO OWA (Revolution PR)

Thursday, 22 July 2010

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